夏の甲子園大会が始まる前、メディアに「野手の三羽ガラス」と騒がれたのが花巻東(岩手)の佐々木麟太郎(右投げ左打ち)、広陵(広島)の真鍋慧(右左)、九州国際大付(福岡)の佐倉俠史朗(右左)。

3人の中で最も注目度の高い佐々木は、22日に発表されるU18日本代表を辞退したとも言われるが、「麟太郎は辞退ではなく選外ですよ」とはアマチュア野球担当記者。
佐々木は今回、計4試合で16打数6安打。すべて単打で、高校通算140本塁打のパワーの片鱗も見られなかった。

佐々木に限らない。真鍋(2試合で8打数3安打)や、佐倉(1試合で4打数1安打)も今回は選考から外れたという。
野手の「目玉」と言われた3人が「選外」なら日本代表の中軸はだれが務めるのか。
それにしても、麟太郎を含む話題の「三羽ガラス」がそろって落選。テレビ局や侍ジャパンのスポンサーが、選考に口をはさむようなことはなかったのか。
代表メンバーは23日の決勝後、東京に移動して合宿がスタート。28日の大学日本代表との壮行試合を経て、31日から台湾で行われるU18ベースボールワールドカップに臨む──。
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