「信じられない対応をされている」怒り滲ませ…父親が語る胸中 園児バス置き去りからまもなく1年 静岡

静岡県牧之原市の川崎幼稚園で、3歳の女児が登園バスに5時間以上置き去りにされ死亡した事件から9月5日で1年となるのを前に、女児の父親が8月30日に報道陣の取材に応じ「園に対する怒りは当初より強い」と語った。

基本的な確認を怠った末の痛ましい事件

2022年9月5日。静岡県牧之原市で河本千奈ちゃん(当時3)が登園バスに置き去りにされ死亡するという痛ましい事件が起きた。改めて経緯を振り返る。

灼熱の車内に取り残され…

事件は午後2時10分頃、職員が園児の降園に向け準備をしていたところバスの中で千奈ちゃんが倒れているのを見つけたことで発覚。つまり5時間以上もの間、車内に置き去りにされていたことになる。千奈ちゃんは病院に救急搬送されたものの、約1時間に死亡が確認された。

事件後の不誠実な対応 増幅した怒り

事件からまもなく1年となるのを前に千奈ちゃんの父親が報道陣の共同取材に応じ、まず現在の心境について「娘に対する大切な思いはずっと変わらないが、川崎幼稚園、学校法人榛原学園には誠意ある対応をしてもらっていないので怒りがある」と口にした。

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