青森県八戸市の弁当製造会社「吉田屋」の弁当による集団食中毒問題について、八戸市保健所が16日に公表しました。食中毒の原因が推定されたため、「吉田屋」に対して改善指導を行ったとのことです。

保健所の調査結果
保健所の調査によると、「吉田屋」が保管していた盛り付けが終わったあとの具材310件も検査しており、その結果2件から黄色ブドウ球菌、4件からセレウス菌が検出されました。菌が検出されたのは15日の茶飯と16日の酢飯と具材からだったということです。
食中毒の原因
保健所では、「吉田屋」へ推定される原因を報告するとともに改善指導を行いました。これを受け、「吉田屋」は「大変重く受け止めており、ご迷惑をおかけしました。今後、再発防止に向けた改善に真摯に取り組んでまいります」とコメントしました。
食中毒発生の「推定される主な原因」
保健所が公表した食中毒発生にかかる「推定される主な原因」によると、委託製造した米飯について、検収手順及び受入れ基準を定めていなかったことから、注文時の指示書より高い温度の米飯を受け入れ、米飯冷却までに原因菌が増殖した可能性があるとのことです。
まとめ
この事件は、食品製造業者が衛生管理に十分な注意を払わなければならないことを改めて示しています。また、消費者としても、食品の安全性について常に意識することが重要です。今後、「吉田屋」がどのように改善を進めていくのか、注視していきたいと思います。
引用元
コメント