2015年、兵庫県尼崎市で起きた衝撃的な事件。小学5年生の森田都史くんが近所の男によって命を奪われました。その後の8年半、父親の森田悦雄さんは息子の死に対する謝罪と賠償金を求める闘いを続けています。

事件の概要
都史くんは自宅近くの空き地で遊んでいたところを襲われ、刃物で頭や肩など10か所以上を刺されて殺害されました。犯人は近所に住む男で、裁判では懲役16年の判決が下されました。
謝罪と賠償金の問題
しかし、裁判中から含めて、犯人から森田さんたちへの謝罪の言葉は一切ありません。また、森田さんが民事裁判で勝ち取った4444万円の損害賠償の支払い命令も、4年が経った現在まで1円も支払われていません。
経済的な負担
その一方で、森田さんには裁判費用など約40万円の経済的な負担がのしかかっています。支払い回数は85回。森田さんはその支払いのためにも今も、アルバイトでバス運転手の仕事を続けています。
まとめ
この事件は、犯罪被害者が直面する謝罪と賠償金の問題を浮き彫りにしています。森田さんの闘いはまだ終わっていません。彼の願いは、息子の死に対する謝罪と、賠償金がきちんと支払われることです。これからも彼の闘いを見守り、社会全体で犯罪被害者を支える仕組みを考えていく必要があります。
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