先日、ジャニーズ事務所が開いた記者会見で、特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」が存在したという問題が浮上しました。この問題について、TBSの安住紳一郎アナウンサーが自身の見解を述べました。

NGリスト問題の詳細
リストには6人の記者やフリージャーナリストの名前や顔写真が掲載されていたとのこと。質疑応答は「1社1問」のルールが設けられ、司会を務めた元NHKアナウンサーの松本和也氏が指名する形で進行。リストを基に質問者を選別していた疑いが出てきました。
安住紳一郎アナウンサーの見解
安住アナウンサーは、「NGリスト」について「報道陣が294人、時間内に指名された記者が24人、前回の会見同様、運営を任されていたのは運営会社FTIコンサルティングという会社だったんですが、ジャニーズ事務所はPR会社がいわば勝手にやったことだと抗弁しております」と説明しました。
また、「各紙いろいろと記事は載っていますけれども、会見で生中継で見た人はマスコミ記者のマナーが悪いや、質問の中に事実誤認があるという非難も当然多くて、今回はマスコミが積極的に報じてこなかったという側面から、追及する側、お前たちも片棒を担いだ側ではないかと世間は見ている、という複雑な感情がねじれているということもあるかもしれません。また一方で、罪を犯した側の現在の代表に質問をする場で、向こう側から提示された1文1問指名制という向こう側から提示されたルール通りに質問したところで、決して真実なんて引き出せないだろう、遠慮する必要はない、という記者側の気持ちもある程度分かります」と見解を述べました。
まとめ
この問題について、安住アナウンサーは「いずれにせよ、NGリストを作ったとされる今回のこのPR会社、独断であったとするならば、危機管理を請け負ったにも関わらず、逆に出直そうとしているジャニーズ事務所に足を大きく引っ張ったことは間違いなさそうです」とコメントしました。ジャニーズ事務所はこの問題について、関与を否定するコメントを発表しています。
引用元
コメント