岡田監督の怒りは増すばかりだ=4日、東京都内。直接こっちに謝罪せえよ! 18年ぶりのV奪回にマジック15としている阪神・岡田彰布監督(65)だが、ヤクルト・高津監督への怒りは収まるどころか増すばかりで、遺恨はさらに深まりそうだ。

前日3日のヤクルト戦(神宮)で絶好調の1番・近本が右脇腹付近に死球を食らい途中交代。7月の巨人戦で近い箇所に死球を受け骨折し離脱した経緯があるだけに誰もが真っ青になったが、一夜明けた4日、東京都内の病院を受診した結果、打撲と判明した。
岡田監督は「打撲でよかったけど、名古屋はあかんやろな。まだ先は長いし、無理しても仕方ないから」と5、6日の中日戦(バンテリン)は休養させる方針。一方で我慢ならなかったのが高津監督率いるヤクルト側の態度だ。
前回のカードでも梅野が左腕に死球を食らって骨折したが、今回も岡田監督は「(一夜明けても)謝罪はないよ」と不満を漏らし、次第にヒートアップ。「高津のコメント読んだら〝シュートピッチャーやから〟って。え? シュートピッチャーやったら当ててええんか」と憤慨。指揮官の怒りの火に油を注いだ形となった。
「だからピッチャー(出身)監督の発想なんよ。(投手の)自分らは(死球を)当てられへんから。ピッチャー監督やから、そういうのが分からへんのや。自分らは投げる方、当てる方やもんな。野手(出身の監督)はそういう痛みが分かるからな、そのへんの感覚の違いなんやろ」とコキ下ろしたのだ。
「今度は(近本欠場で)1番が日替わりになるかも分からん」と岡田監督。今季2度目の「近本不在」は頭の痛い話だが、この恨みは残り4試合の直接対決で晴らし、遺恨勃発のヤクルトには「最下位地獄」の屈辱を味わせることを目論んでいるに違いない。 (岩﨑正範)

コメント