夏休みの人気観光スポットになっていた石川・津幡町の「大滝観光流しそうめん」で、93人が被害を訴える集団食中毒が発生した。原因は、湧き水に潜んでいた細菌「カンピロバクター」。なぜ涌き水に細菌が混入したのかを追跡すると、ある可能性が浮かび上がってきた。
カンピロバクターによる集団食中毒
「大滝観光流しそうめん」は、石川・津幡町で30年以上続く夏の名物だ。週末には大行列ができるその賑わいをFNNが取材したのは、8月12日。まさかこの日、そうめんを流す湧き水に危険が潜んでいたとは知る由もなかった。

湧き水の取水口と野生動物の存在
本来、カンピロバクターは、野生動物や家畜などが持っている細菌で、鶏肉などを加熱が不十分な状態で食べた時などに下痢や腹痛、発熱などの症状を引き起こすという。それがなぜ湧き水に混入していたのか。
営業優先し水質検査せず
湧き水を引くルートの途中には、「土砂崩れ危険 立入禁止」と書かれ、入れなくなっている場所もあった。さらに、流しそうめんが行われていた木窪大滝のすぐ横には、斜面が大きく崩れている箇所があった。

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