【楽天】今江敏晃打撃コーチが新監督に、12球団最年少40歳の新指揮官

楽天は17日、今江敏晃1軍打撃コーチ(40)が新監督に就任すると発表しました。今江新監督は2002年にロッテに入団し、12年には主将も務めました。15年に海外FA権を行使して楽天に移籍し、通算1682安打をマークし、19年に現役を引退しました。

引退後は、球団に残り20年に育成コーチに就任。21年は2軍打撃コーチ、22年は育成内野守備走塁コーチを務めました。今季は再び2軍打撃コーチを務めるが、5月中旬に雄平打撃コーチとの配置転換で1軍に昇格しました。

昇格後は積極的に選手に声をかけ、ファームで指導していた村林に助言を送るとブレイクのきっかけを与えました。また、5月まで2割1分だったチーム打率は2割6分に向上。選手に寄り添った指導で、低迷していた打線を上昇させた手腕も評価されました。

森井球団社長は新監督に求める人材について「コミュニケーションや風通しの良さを重視したい。1、2軍の連携がとにかく必要。人柄は重要になるのかな」と説明していました。1、2軍共に指導経験のある今江新監督は求める条件に見事に一致しており、新たな楽天を築き上げていくキーマンになりそうです。

球団創設18年目で歴代10人目の監督に就任。40歳での就任は、2019年に監督代行から監督に就任した平石洋介氏(現・西武ヘッドコーチ)の39歳に次ぐ2番目の若さとなり、現段階で12球団最年少指揮官となります。

今江敏晃(いまえ・としあき)1983年8月26日、京都府生まれ。40歳。2000年、PL学園高2年夏に甲子園出場。01年ドラフト3位でロッテに入団。05、10年の日本シリーズMVPを獲得。05年から4年連続でゴールデン・グラブ賞を獲得。15年オフに海外FA権を行使して楽天に入団。19年に引退し、20年からコーチを務める。通算1704試合で打率2割8分3厘、108本塁打、726打点。180センチ、89キロ。右投右打。

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