耳そうじをどれぐらいの間隔でしていますか? その習慣は子どものころから変わっていないでしょうか。耳そうじをめぐっては、「そもそもしなくてもいい」「やり過ぎは良くない」など、いろいろな説を聞いたことがあるのではないでしょうか。どんな耳そうじのやり方が適切で、子どもは特に気をつけた方がよいことがあるのでしょうか。耳鼻科医の守本倫子さんに聞きました。

耳垢(あか)は古くなった鼓膜が剥がれ落ちたものであり、自然と耳の外に出ていく自浄作用を持っています。それがうまく働けば、耳そうじは必要ありません。ただ、耳の入り口付近に耳垢が溜まっていることがあるので、月に1回程度それを取るだけで十分です。

私がおすすめしているのは、お風呂上がりのタイミングで、先端が細い綿棒に軟膏を軽く付けて耳の入り口をなでる方法です。そうすると綿棒の先端に耳垢が付いてきます。先端が細いものを勧めるのは、太いものだと耳垢を奥に押し込んでしまう可能性があるためです。

耳かきは、皮膚を傷つけやすいためです。耳かきには、大きく分けて「ヘラ型」「ワイヤー型」「スクリュー型」「スパイラル型」の4種類があります。特にスプーンのような形をした「ヘラ型」は、力が入りやすいので皮膚をかきむしって傷つけてしまうことがあります。

耳かきを使う場合は、先端がらせん状になっている「スクリュー型」か、先端がバネ状になっている「スパイラル型」のどちらかがいいと思います。素材は、金属よりもプラスチックやゴムのほうが皮膚を傷つけにくいでしょう。

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