2023年春、ドコモのユーザーからのネットワーク品質に関する不満の声がSNS上で増え始めました。当初は都心部やターミナル駅周辺が中心でしたが、最近では地方にも広がっているようです。
他社との比較で見えるドコモの遅れ
ドコモが発表したネットワーク通信品質改善策を見ると、他社に比べて大きく遅れている印象が否めません。例えば、鉄道動線の強化はKDDIが5G開始当初から行っており、また、SNSを活用したユーザーの声の分析もKDDIが既に実施しています。
ドコモの対策と問題点
ドコモは全国2000カ所以上で対策を実施し、また「ドコモスピードテストアプリ」の調査データを活用するとしています。しかし、これらの取り組みも他社が既に行っており、特にソフトバンクはユーザーからの批判を受けてから、ネットワークが圏外の場所を把握し、ビッグデータとして集める仕組みを構築しています。
スループット重視の違和感
ドコモは通信品質評価で「スループット」を重視していますが、ユーザーの使い勝手を考えると「体感速度」の方が重要です。また、対策後の品質水準が「HD画質」であることにも違和感があります。
まとめ
ドコモのネットワーク品質に対する不満の声が増えています。他社と比較すると、ドコモの対策は遅れており、またスループット重視の評価方法にも問題があると言えます。ユーザーの使い勝手を考えると、体感速度の向上が求められます。
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