神戸5人殺傷事件:2審も被告に無罪判決、心神喪失疑いで刑事責任能力なしと再び判断

2017年に神戸市北区で発生した衝撃的な事件、神戸5人殺傷事件の2審判決が出されました。大阪高裁は、被告に対して再び無罪判決を下しました。その理由は、「心神喪失疑い」により刑事責任能力がないと判断されたからです。

事件の概要と1審判決

この事件は、被告が祖父母と近所の女性を殺害し、母親と近隣の女性に重傷を負わせたものです。被告は、自分と元同級生の女性以外の人間は「哲学的ゾンビ」であり、その「哲学的ゾンビ」を倒さなければならないという妄想に取り憑かれていました。1審では、この妄想が犯行の動機であると認定され、被告の刑事責任能力が認められませんでした。

2審判決とその理由

2審の大阪高裁でも、被告の心神喪失疑いが認められ、刑事責任能力がないと判断されました。その理由として、「妄想の圧倒的影響下にあった疑いが払拭できない」という点が挙げられました。つまり、被告は妄想によって行動を完全に支配されており、その状態では善悪の判断ができないということです。

まとめ

神戸5人殺傷事件の2審判決は、被告の心神喪失疑いを認め、刑事責任能力がないと判断したことで、再び無罪判決を下しました。この判決は、妄想が行動を支配するほどの精神状態にある人間の刑事責任について、再考を促すものとなりました。

引用元

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