スペイン3部ラヨ・マハダオンダでデビューした中井卓大。レアル・マドリードから今季、ラヨ・マハダオンダへの期限付き移籍した「ピピ」ことMF中井卓大(19)が、新天地で公式戦デビューした。

公式戦デビューの感想とコンディションについて
1-1で迎えた後半37分にピッチに投入された。中盤ダイヤモンドの4-4-2の左サイドハーフに入り、攻撃時は左サイドを起点にボールのつなぎ役を務めてチームメートとうまく連携した。試合後、日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
ラヨ・マハダオンダへの期限付き移籍を決めた理由
「まず、監督と会長が僕のことを気に入ってくれていて、欲しいって言ってくれました。いろんな人に話を聞くと、監督のサッカーがレアル・マドリードと似ていて、ショートパス、ティキ・タカのサッカーなのが決め手だったというのがあります。もちろん拠点を変えずにマドリードというのもあるので、引っ越しもせず拠点も同じで環境も変わらず、ということでマハダオンダに決めたってのもありますね」
他にオファーがあったクラブとチームの雰囲気について
「3部のチームだとサバデルとか、コルドバ、クルトゥラル・レオネサとかいろいろあって。他の国だとポルトガルとか、オランダ、ベルギーのチームからもオファーがありましたし、それこそ日本のJ1のチームからもオファーもありました。またラ・リーガのBチームからもいっぱいオファーを頂いて、セビリアとかマジョルカ、ベティス、バレンシア、エスパニョール、グラナダとかいろいろあって。どのチームも良かったんですけど、やっぱり昨シーズン出られなかったカスティージャと同じ3部リーグのチームでやりたかったので。マハダオンダがいいサッカーをするというのを聞いていましたし、実際に試合を観に行ったらめちゃくちゃいいサッカーをしていて。人もいいし、拠点も環境も変わらなかったので決めました」
ポジションと監督からの要求について
「ポジションは8番の位置ですね。ミッドフィルダー。今日は4-4-2の真ん中の4がロンボ(ダイヤモンド型)でその左側でした。「点とかではないです。どちらかというとボールをもらいに行ってボールを失わず前に。“ボールを失うな”っていうのはよく言われていますし、あとできれば前にというのはあります。ゲームメーカーとしてゲームを作っていく役割なんですけど、それもやりながら、プラスで点があったら一番いいのかなと思っています」
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