プロ野球・埼玉西武ライオンズは4日、知人女性に対する強制性交の疑いで書類送検され、不起訴処分(嫌疑不十分)となっていた山川穂高選手(31)を、無期限の公式試合出場停止処分にすると発表した。

奥村剛球団社長は「不起訴処分となったが、球団として今回の事態を重く受け止め、本人の猛省を促すべく(今回の)処分とした」との談話を出した。山川選手は「そもそもの主たる原因は、私がプロ野球選手という立場をわきまえずにした行動が招いたものであり、深く反省しています。再びチームの役に立てるように地道に練習に励みます」と球団を通じてコメントした。球団は、飯田光男本部長が役員報酬の一部を自主返納することも合わせて発表した。
山川選手は今春のワールド・ベースボール・クラシックに出場。捜査を受けていることが5月に報じられ、出場選手登録を外れて球団施設で練習をしていた。今季は17試合の出場で打率2割5分4厘、本塁打なし。
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