日本の南海上には、2つの台風(9号:フィリピンの東、10号:関東の南東海上)があり、台風10号が今夜(27日)にかけて関東に最接近、あす(28日)は東北に最接近する見込みです。

ダブル台風からトリプル台風への変化が予想されています。気象庁はきょう27日午前9時、マリアナ諸島付近の熱帯低気圧が今後24時間以内に台風になる見込みと発表しました。

台風10号は、今夜(27日)、関東地方に最も接近する見込みです。上陸する恐れはありませんが、台風周辺から熱帯由来の非常に湿った空気が流れ込むうえ、上空の寒気の影響も受けるため、大気の状態が非常に不安定となります。

台風10号は、あす28日は三陸沖を北上し、朝から昼前にかけて東北地方に最も接近する見込みです。

台風9号は、27日午前9時現在、フィリピンの東にあって、ゆっくりと南へ進んでいます。中心気圧は935hPaと「非常に強い」勢力となっています。

台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。

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