【バスケットボール】日本が最速で31日にオリンピック出場権を獲得する可能性とその条件について

27日、フィンランドに勝利し、ブースターの声援に応える河村(手前右)と富永(同左)ら沖縄などで開催されているバスケットボール男子ワールドカップ(W杯)で31日、日本(世界ランキング36位)が順位決定リーグO組初戦でベネズエラ(同17位)と対戦する。

他の組の結果次第となるが、日本は最短でこの日、来夏のパリ五輪出場権獲得が決まる可能性がある。

今大会で五輪出場権を得るには、アジア勢最上位となることが条件。日本を含むアジア勢全6チームは2次リーグに進めず、17位~32位を決める順位決定リーグに回った。

1次リーグ(L)3試合で白星を挙げて3位だったのはアジア勢は日本だけ。他の5チームはすべて3連敗を喫し、最下位4位だった。31日から2試合行う順位決定リーグは、1次Lの成績を持ち越す。M~P組で行われる初戦はすべて1次L3位チーム対同4位チームの組み合わせ。全組で前者が勝利した場合、通算0勝4敗となるアジアのライバル国は、通算2勝2敗となる日本を残り1試合で上回れなくなる。

日本と同じO組のカーボベルデ(E組3位)-フィンランド(F組4位)で後者が勝った場合なども、条件次第で日本のアジア1位がこの日に決まる。

日本がパリ五輪出場切符をつかめば、2大会連続出場。前回の東京五輪は開催国枠での出場だった。自力で出場権を手にすれば、76年モントリオール五輪以来48年ぶりとなる。

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