【バスケW杯】中国のバスケットボールチーム、五輪&W杯で初のアジア勢に敗北…地元メディアは「過去最悪の結末」と嘆く

中国メディアの「騰訊体育」が3日、バスケットボール男子W杯順位決定リーグM組で中国(世界ランク27位)が75―96と敗れたフィリピン(同40位)戦について「屈辱の夜」と表現。男子中国代表が五輪やW杯史上初めてアジア勢から黒星を喫したと報じた。

中国は順位決定リーグM組最終戦であるフィリピン戦に敗れ、同組最下位に転落。1勝4敗で今大会29位で終えた。同メディアはフィリピン戦の敗戦を「屈辱の夜」と表現。「中国チームが恥をさらした。これより最悪の結末はないかもしれない」と痛烈に批判した。

さらにこれが歴史的な屈辱だったとし「中国男子バスケットボールチームは過去、一度も五輪やW杯でアジア勢相手に負けたことはなかった。これは19年に東京五輪出場を逃した時よりも悲惨な結果で、果たしてチームはどこまで谷を転げ落ちるのだろうか?」と低迷する代表チームの危機感をあらわにした。

また、同じ中国メディアの捜狐体育も「中国男子バスケ界は19年よりも苦しい状況に!指揮官の頭の固さと選手たちの覇気のなさが気がかりだ」と報道。「五輪やW杯で初めてアジア勢に敗れるという史上最悪の結果を記録し、同時に24年パリ五輪出場を逃した。29位に終わった責任は誰が取るべきか?」と不名誉な結果を嘆いた。

<17~32位順位決定リーグ最終順位>

17位南スーダン、18位フランス、19位日本、20位エジプト、21位フィンランド、22位ニュージーランド、23位レバノン、24位フィリピン、25位メキシコ、26位アンゴラ、27位コートジボワール、28位カボベルデ、29位中国、30位ベネズエラ、31位イラン、32位ヨルダン

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