続くデマ情報と迷惑電話 処理水の海洋放出をきっかけに、中国からの迷惑電話やデマ情報の拡散が続いています。一方、100件以上の迷惑電話が掛かってきた飲食店には、中国人からこれまでとは違う内容の電話があったことが分かりました。

大きなスーツケースを転がしながら、羽田空港に到着した中国人観光客たち。中国国内で処理水の海洋放出に反発が強まるなか、来日した中国人観光客はこの問題をどう思っているのでしょうか。

中国のSNSでデマ情報が拡散 処理水放出後、いまだ続く嫌がらせ行為。埼玉県のスーパーで、閉店時間近くに貼られる値引きシールが撮影されました。

一方で、変化の兆しも見られます。 埼玉県春日部市で福島県の「会津ラーメン」を扱う店では、海洋放出以降、中国からの迷惑電話が相次いでいました。しかし、次のような電話が掛かってきたといいます。

さらに、電話だけではありませんでした。 西條オーナー:「報道をご覧になられた中国人の方が、わざわざ東京からうちのラーメンを食べに来てくださって。『中国人が本当に申し訳ございません』ということで、直接謝罪の言葉をいただきました。(迷惑行為は)すべての中国人ではない。心ある振る舞いをなされる方、本当に心が洗われるというか潤うといいますか。そんな感覚になりますね」

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