読売巨人軍の原辰徳監督(65)が今季限りで退任し、後任として阿部慎之助・一軍ヘッド兼バッテリーコーチ(44)が昇格することが決まりました。原監督の退任は、3年契約の3年目に入る来季を前に、任期を残してのものです。

原監督は1995年に現役引退後、一軍コーチを経て、2002年に長嶋茂雄監督の後任としてヘッドコーチから監督に昇格しました。その後、17年間の指揮で2度の3連覇を含む9度のリーグ優勝、3度の日本一に輝き、球団歴代1位となるレギュラーシーズン通算1290勝を挙げました。
阿部新監督は、01年に中央大からドラフト1位で巨人に入団し、長年にわたり正捕手として活躍。その間、強打と技術を兼ね備えた主力打者としてチームを支え、07年からの8年間は主将も務めました。17年に2000安打、19年に400本塁打を達成し、レギュラーシーズンの通算成績は、打率2割8分4厘、406本塁打、2132安打となります。
原監督の退任と阿部新監督の昇格は、巨人軍にとって新たな時代の幕開けを象徴しています。原監督の功績は、巨人軍の歴史に名を刻むものであり、阿部新監督にはその遺産を継承し、新たな歴史を刻む役割が期待されています。
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