今年のドラフト会議で阪神が“甲子園大砲ビッグ3”と呼ばれる花巻東の佐々木麟太郎、広陵の真鍋慧、九州国際大付の佐倉侠史朗の指名を回避する方向にあることが明らかになりました。これらの選手は、右投げ左打ちの一塁手として注目されていますが、阪神は1位指名で投手を狙う方針を固めています。
阪神のドラフト戦略
阪神は、今年の優勝を支えた「大卒野手」のドラフト戦略を続ける方向です。岡田監督は打線の固定に成功し、1番の近本、3番の森下、4番の大山、5番の佐藤のクリーンナップは、いずれもドラフト1位でした。これらの選手は、大学から社会人を経て阪神に入団し、即戦力として活躍しています。
“甲子園大砲ビッグ3”の指名回避の理由
佐々木、真鍋、佐倉の“甲子園大砲ビッグ3”は、右投げ左打ちの大型スラッガーとして注目されていますが、いずれも一塁しか守れないというのが、セ・リーグではネックとなっています。また、4番打者として優勝を牽引した大山は今年12月で29歳となり、ここから数年で絶頂期を迎えると予想されています。そのため、4、5年先を見据えて“ポスト大山”を育成する必要がありますが、今回のドラフトでは投手を指名する方針となっています。
まとめ
阪神は、今年のドラフトで“甲子園大砲ビッグ3”の指名を回避し、投手を1位指名する方針を固めています。これは、現在のチーム状況と将来を見据えた戦略的な判断と言えるでしょう。今後の阪神の動向に注目が集まります。
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