「読売ジャイアンツ6-9阪神タイガース」(26日、東京ドーム)阪神が快勝で6連勝を飾った。これで8月は18勝目。優勝マジックは21となり、破竹の勢いで首位を独走中だ。

中盤まで一進一退の攻防だった。先制点を奪ったのは阪神。二回、先頭の佐藤輝が右翼席上段へ15号ソロを放ち先制した。1-1の四回には、2死一、三塁から近本の中前適時打で勝ち越しに成功。これで打点を21年に並ぶ自己最多の50打点に伸ばした。
リードを許してもすぐさま反撃した。1点を追う五回には2死満塁で木浪が中前へ2点適時打を放ち、勝ち越した。
とどめの一撃も木浪だった。1点リードの七回1死満塁で打席を迎えると、右翼席へ痛烈な一発を披露。プロ入り通算10本目となった本塁打は入団後初のグランドスラムとなり、一気にリードを広げた。
先発の青柳は5回2/3投げて4安打3失点で降板。苦しい投球内容となったが、リードは許さず6勝目を手にした。
阪神はこれで球団史上初となる今季2度目の月間18勝。球団の最多月間記録は19勝で、あと3試合を残しており球団記録更新に現実味が帯びてきた。また、球団史上最長となる東京ドーム6連勝(1分け挟む)も記録した。
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