2023年夏の甲子園は、慶應高校の107年ぶりの優勝で幕を閉じた。2021年4月、ライザップでダイエットを成功させた元日本テレビアナウンサーでタレントの大神いずみさんは、読売巨人軍のコーチ、元木大介さんの妻であり、2人の球児の母でもある。苦しいダイエットをしている最中に、長男が大阪の高校で野球をやるため受験、送り出すという決断をしている。夢と希望にあふれてスタートした高校生活はコロナや怪我で波乱万丈。そしてこの夏で引退を迎えた。球児の母として伴走する大神さんが、この2年を振り返る。

不毛な兄弟ゲンカが戻ってきた
元木家にとてつもなく不毛な兄弟ゲンカが戻ってきた。ほんの少し前まで、大阪で野球部の仲間を支えて甲子園のスタンドでデッカいメガホンを振り回していた息子が、野球部のロッカーを整理して、仲間たちに労いの言葉と束の間の別れの挨拶を済ませたあと、渾身のオシャレに身を包んで神奈川の自宅に帰ってきた。
5歳離れて生まれた兄弟
大阪にいる時のイカつい巻き舌「エセ」関西弁でまくし立てる太ももオバケは、新横浜で新幹線を降りたってほんの10秒くらいで、すっかりマイルドな形相に様変わりした。意気揚々と都会に降り立った(どこから見ても)高校野球児という風体で、我が家でのびのびと育った「翔大」に戻っている。
夏休みの終わり
そして終日息子2人分の3食の支度と片付けに追われる、久しぶりな感覚だけれど、ため息がだんだん重ーく長ーくなっていく、夏休み。まもなく終わります、ふぅーーーーぅ…。
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