土浦日大対慶応 6回裏慶応1死三塁、右前適時打を放ちガッツポーズする大村(撮影・横山健太)<全国高校野球選手権:慶応2-0土浦日大>◇21日◇準決勝

慶応(神奈川)が土浦日大(茨城)を破り、1920年(大9)以来、103年ぶりの決勝進出を果たした。23日の決勝で史上7校目の夏連覇を目指す仙台育英(宮城)と、第2回大会以来107年ぶりの優勝を目指して戦う。今春センバツでは初戦で対戦。タイブレークの末、1-2で敗れている。
2年生エースの小宅雅己が投打で活躍した。2回、自らのバットで先制点をたたき出した。2死二塁から中越え適時二塁打。
投げては最速143キロの直球で内角を突き、鋭い変化球を低めに集め7安打完封した。
打線は1-0の6回、8番大村昊澄内野手(3年)の適時打で貴重な追加点を奪った。
土浦日大は初の決勝進出を逃した。投手陣が慶応の強力打線を2点に抑えたが打線が慶応・小宅を攻略できなかった。
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