中日の最下位沈没の原因を宮本慎也氏が指摘：「投げすぎと後輩への配慮が影響」

元ヤクルトのヘッドコーチである宮本慎也氏が、中日ドラゴンズの連続最下位の原因を分析しました。彼の見解によれば、投手の過負荷と監督の采配が大きな影響を及ぼしたとのことです。

ロドリゲスの不在とその影響

宮本氏は、開幕直前に中継ぎ投手として期待されていたロドリゲスが米大リーグとの契約を目指して亡命したことが、チームの構想に大きな影響を及ぼしたと指摘しました。その結果、勝ちパターンを作るピッチャーが不在となり、チームは混乱状態に陥ったと述べています。

また、宮本氏は開幕戦で小笠原が145球を投げるという力投を見せたにも関わらず、8回に逆転を許した続投策を疑問視しました。「開幕戦は相当緊張する。力も予想以上に入る。やはり投げすぎだ」と彼は指摘しました。

宮本氏の分析によれば、ロドリゲスの不在と小笠原の過負荷投球が中日の連続最下位の大きな要因であったと言えます。また、立浪監督の采配についても「後輩で非常に言いづらい」としながらも、その影響を指摘しています。これらの要素が組み合わさり、球団史上初の2年連続最下位につながったとのことです。

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