楽天市場が11月1日に発表したSPU(スーパーポイントアッププログラム)の改定が波紋を呼んでいます。楽天カードや楽天モバイルユーザーに付与されるポイント倍率が変更され、還元の上限額が12月1日から大きく下げられるとして話題になっています。
SPUとは何か
SPUは、楽天市場で買い物をする際、他の楽天サービスを利用することでポイント還元が増えるという楽天独自のプログラムです。使う楽天サービスが増えるほどポイントが多くもらえるため、そのポイントでさらに楽天サービスを使うという循環が生まれるようになり、「楽天経済圏」という言葉まで出てくるようになりました。
改定の詳細
しかし今回の改定では、楽天カードを始めとし、楽天の各サービスの利用で付与されるポイント倍率、還元上限ポイントが大きく減額されています。楽天カード周りでいえば、これまで「5と0のつく日」として楽天市場で開催されている、特定の日にポイント還元を2%上乗せする施策を1%に変更。還元上限額も3000ポイントから1000ポイントに大きく減らしています。
改定の影響
一方で楽天カードを始め、モバイルを使っていない他の楽天サービスユーザーからすると、だいぶ割を食う内容となっています。これについては「事実として全体的にかなり調整させていただいているが、全SPU対象ユーザーの8割以上は、今回の変更により獲得ポイント数が増加するか変わらない。モバイルユーザーに限れば、8割以上が獲得ポイント数が増える」と語る(全SPU対象ユーザーには楽天モバイルユーザーも含まれる)。
まとめ
今回の改定で頭をよぎるのが、赤字を出し続けている楽天モバイルの影響です。競合であるドコモの回線環境の悪化や、狭帯域とはいえプラチナバンドも獲得したことでようやく好材料が揃いつつあるものの、まだまだ赤字額は大きい。日本郵政からの出資や楽天銀行のIPOなど、資金調達に奔走しているのを見るに、赤字のしわ寄せがSPU改定に及んでいる可能性があります。
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