【陸上】北口榛花が告白、日本勢への不公平な扱いに他選手、コーチも反応「もっと知られるべき」

陸上の世界選手権(8月、ハンガリー・ブダペスト)、女子やり投げで日本勢初の金メダルに輝いた北口榛花(JAL)による〝告白〟に対し、他の日本人選手、コーチも重い口を開いた。

2日に自身のSNSを更新した北口は「世界選手権で規定内ピンを使っていたのにもかかわらず、試合前のチェックでなぜかコントロールに引っかかり、直前でピンを変えさせられ、しかも手でつけられるということが、他の日本人女子選手たちに起きたからです」などとつづり、理不尽は扱いを受けた選手がいたことを明かしていた。

そんな中、男子走り幅跳びの吉田弘道(神崎郡陸協)は自身のSNSで北口の投稿を引用。「言い訳になってしまうと思い、墓まで持っていくつもりでしたが」と切り出した上で「僕も規定違反だと言われて直前に使ったことないピンに変えられました。初めての海外で試合に出られなくなってしまうのでは…という不安から従うしかできませんでしたが、モヤモヤした状態で試合に臨んでしまったことは間違いありません」と複雑な心境を吐露した。

さらに日本陸連の土江寛裕・短距離ディレクターも自身のSNSで「この事実はもっと知られるべき。完全な審判のミス。選手がNOと言えることも大切だが、審判のミスを『ごめんなさい』で済ませてしまうことも信じられない。2025年、審判のみなさんも判定には細心の注意をして臨んでいただきたい」と声を大にして訴えた。

ファンからも「ピンとかなんとなく分かりました。スキージャンプと一緒ですね」「これは酷いですね。日本人選手だけ?他の国の選手もでしょうか。陸連は選手を守って厳重抗議を!」「いまだにこんなことが続いていたのか」などと不満の声が相次いでいる。

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