パ・リーグのレギュラーシーズンが10日に終了し、本塁打王争いは史上稀に見る大混戦となりました。ソフトバンクの近藤健介外野手、楽天の浅村栄斗内野手、ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手の3選手が並んでいます。
近藤は9日に京セラドームで行われたオリックス戦でソロを放ち、再び3選手が26本に並びました。近藤は最終戦を終えているため、浅村とポランコのどちらかが打てば単独、両方が打てば2人、どちらも打たなければ3人のタイトル獲得となります。
1950年の2リーグ制以降、3人同時受賞なら両リーグ通じて史上初となります。さらに、浅村とポランコが本数を伸ばせず26本塁打でフィニッシュすれば、球史に残る少なさの決着となります。
26本塁打以下の本塁打王は、1960年の藤本勝巳（阪神・22本）、パ・リーグなら1959年の山内和弘（大毎・25本）まで遡ります。27本なら「統一球」時代の2012年に中村剛也（西武）が記録して以来となります。
この大混戦は、投手有利の「投高打低」の時代を象徴しています。打者たちは力を振り絞り、投手たちは巧みな投球で対抗しました。結果として、本塁打王の座を巡る争いは最終戦まで続き、ファンにとっては忘れられないシーズンとなりました。
今シーズンの本塁打王争いは、近藤、浅村、ポランコの3選手が26本塁打で並び、最終戦での結果次第で単独、2人、または3人のタイトル獲得となる可能性があります。これは1950年の2リーグ制以降、3人同時受賞なら両リーグ通じて史上初の出来事となります。また、浅村とポランコが本数を伸ばせず26本塁打でフィニッシュすれば、球史に残る少なさの決着となります。これは1960年の藤本勝巳（阪神・22本）、パ・リーグなら1959年の山内和弘（大毎・25本）以来の出来事となります。
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