山口県周南市では、野犬問題が深刻化しています。年間1000件以上の目撃情報が寄せられ、足をかまれるケースも報告されています。

野犬問題の現状
周南市緑地公園は市内で最も野犬の目撃情報が多い場所です。昨年度、市に寄せられた野犬の目撃情報は1000件を超え、山口県内で昨年度捕獲された野犬1069頭のうち、およそ半分が周南市で捕獲されました。
野犬問題の原因
野犬が増えた要因として、エサやり行為が挙げられます。市は10年以上前から条例によって野犬への「むやみなエサやり」を禁止していますが、未だにエサをやる人がいるといいます。
野犬問題への対策
周南市は4年前、県や警察と連携し連絡協議会を立ち上げ、捕獲檻の設置や餌やりを注意するパトロール、巣穴の撤去など野犬を少なくする取り組みを進めてきました。また、捕獲を担当する保健所では、去年からITを活用した大型捕獲檻を導入し、効率的に野犬を捕獲できるようになりました。
まとめ
山口県周南市では、野犬問題が深刻化しています。年間1000件以上の目撃情報が寄せられ、足をかまれるケースも報告されています。市は野犬問題に対して、捕獲檻の設置や餌やりを注意するパトロール、巣穴の撤去などの取り組みを進めています。しかし、問題解決にはまだ時間がかかると考えられます。市民の皆様には、野犬に対する注意と理解をお願いします。
引用元
コメント