全国で500人以上の食中毒患者を出した青森県八戸市の弁当製造会社「吉田屋」の吉田広城社長が、事故発生から35日後の21日に記者会見を開きました。
吉田社長の謝罪
会見冒頭で吉田社長は、「健康被害に遭われた皆さま、そしてご家族の皆様へ、本当につらい思いをさせてしまったことに対するお詫びを申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪しました。
改善報告書の提出
吉田社長は、10月18日付で八戸市保健所へ改善報告書を提出したことを明らかにしました。改善報告書では、今後、外部の業者に米飯の製造を委託することはしないことや、外部から持ち込まれた箱は必ず殺菌をすることなどが盛り込まれています。
食中毒の原因
今回の食中毒では全国29都道府県で521人の患者が発生しました。委託業者から吉田屋に納入されたコメの温度が注文より高く、冷却までの間に菌が増殖したことなど5つの要因が推定される原因に挙げられていました。
まとめ
吉田屋の吉田広城社長は、食中毒事件について深く謝罪し、再発防止策を明らかにしました。今後は外部業者への委託を控え、厳重な衛生管理を行うことを約束しました。食品業界全体がこの事件を教訓に、消費者の安全を最優先に考えることが求められます。
引用元
コメント