エンゼルス・大谷翔平(29)が本拠地で行われたオリオールズ戦に2試合連続で欠場となった。オリオールズの藤浪晋太郎(29)は1イニングを完璧に抑え2セーブ目を挙げた。
エンゼルスは延長10回タイブレークで5人目、J.ソリアーノ(24)が内野ゴロの間に勝ち越され、5連敗となった。139試合を終えたエンゼルス(ア・リーグ西地区4位)は、64勝75敗で借金は今季最多を更新する11となった。

前日5日(日本時間)、約2か月ぶりに屋外でのフリー打撃に登場したが、低めのボールにハーフスイングでバットを止めた際に右脇腹を痛めフリー打撃を中止。そのままクラブハウスへと引き上げ、スタメンを外れた。この日、精密検査を受けてから球場入りした大谷だが2021年9月以来、2年ぶりに2試合連続でスタメンを外れた。試合前、ネビン監督は「だいぶ良くなったと報告があった。まだ、検査結果が出てないのでスタメンを外した」と取材に答えた。
2対2と同点の8回にはネビン監督と水原通訳が言葉を交わすシーンも見られたが大谷はベンチに姿を現さず、2試合連続の欠場となった。
ア・リーグ東地区首位のオリオールズは5対4でリードした延長10回には8人目として藤浪が9月2日以来のマウンドへ。短いイニングながら8試合連続無四球を継続中、最初の打者を158キロでセンターフライに打ち取り、1アウト。
1死三塁でT.キャベッジ(26)を迎えると全球ストレート勝負、最後は161キロで空振り三振。最後の打者からも空振り三振を奪い、大きなガッツポーズを見せた。藤浪はパーフェクトリリーフで今季2セーブ目を挙げた。
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