中学生の勇気と力強さ:4度の手術を経験し、“私の個性”として病気を自由研究

中学2年生の故東来宝さんは、自身の病気「口唇口蓋裂」を自由研究のテーマとして選びました。彼女は生後2か月から4度の手術を経験し、その過程を「私の個性」として捉え、力強さに変えていきました。

500人に約1人「口唇口蓋裂」と闘った幼少期

来宝さんは生後2か月で口元を閉じる手術を行い、9歳の頃には上あごに骨盤の骨を移植するという大きな手術を経験しました。その結果、現在では手術の跡もほとんど分からないほどになりました。

自由研究:私の個性・口唇口蓋裂

中学1年生の頃、来宝さんは自身の病気や治療を自由研究としてまとめました。その研究は50ページにも及ぶ冊子となり、現在では愛知県豊明市の「藤田医科大学病院」に展示されています。

自由研究のキッカケは「病気を笑う=無知」の気付き

来宝さんが自由研究のテーマに自身の病気を選んだのは、同級生からの心ない言葉がきっかけでした。その経験から、彼女は病気への無知が原因であると気付き、自分の病気を知ってもらうための行動を起こすことを決意しました。

まとめ

来宝さんの物語は、困難を乗り越えて自分自身を理解し、他人に理解してもらうための行動を起こす勇気を示しています。彼女の自由研究は、同じ病気と闘う子供たちに勇気を与え、病気への理解を深めるための一助となっています。

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