近畿大学が18日午後3時に記者会見を開始し、剣道部の活動自粛と学生の死亡について謝罪しました。剣道部の男子大学生（21）が部員に暴行を加え、その部員が死亡したという事態が発生したことを受けての対応です。
ふざけあいがエスカレートし学生死亡
逮捕されたのは、同大学の剣道部に所属する男子大学生（21）。彼は10月5日未明、東大阪市内の飲食店で部員同士で酒を飲んだ後、同じ学年の部員（21）を殴り、頭に重傷を負わせた疑いが持たれています。被害者はその後、くも膜下出血で病院に搬送され、10月16日に死亡しました。
近畿大学の対応
近畿大学は、この事態を重く受け止め、剣道部の活動を自粛するとともに、事実究明と再発防止に全力で取り組むと表明しました。また、大学側は、飲酒事故が発生した2017年以降、新入生に飲酒マナーに関するガイドブックを配布し、警察の協力のもとで飲酒マナーや注意喚起に関する講演会を各学部ごとに行ってきたと説明しました。
まとめ
近畿大学の剣道部で発生したこの事態は、大学生活における飲酒の問題を改めて浮き彫りにしました。大学側の対応としては、剣道部の活動自粛と事実究明、再発防止に向けた取り組みが始まっています。しかし、これまでの飲酒マナー教育が事故防止につながらなかったことを受け、その教育内容や方法についても見直しが求められるでしょう。
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