エンゼルス・大谷翔平投手(29)が23日(日本時間24日)、本拠地・レッズ戦のダブルヘッダー2試合目に「2番・指名打者」でスタメン出場し、3点を追う5回1死一塁の3打席目に、2試合連続安打となる右翼への二塁打を放った。

初回無死一塁の1打席目は先発右腕・リチャードソンの前に三ゴロ。エンゼルスは2回に大谷の前を打つシャヌエルのメジャー初打点となる適時打で先取点を奪った。2回2死一、二塁の大谷の2打席目はフルカウントから左中間にいい当たりをはじき返したが、レッズ中堅手・フリードルのダイビングキャッチに阻まれて中直となった。
この日のダブルヘッダー第1試合は、「2番・投手」でスタメン出場も、2回途中26球を投げて右腕の疲労を訴えて緊急降板。打者としても初回の1打席目に44号2ランを放ったが、2打席目には立たずに代打を送られて途中交代した。
第1試合終了後にネビン監督は球場内で検査を受けていることを明かし「本人は『痛みはない』と言っている」と話すにとどめ、詳細は分かっていないことを強調。通常は登板後に行われる大谷の囲み取材も行われなかった。状態が心配された中でスタメン出場となった。
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