岡山のイベントで自家製おにぎりによる食中毒発生、黄色ブドウ球菌が原因

国内

岡山県真庭市で開催されたイベントで、自家製のおにぎりを食べた参加者の中に食中毒の症状を訴える人が出ました。黄色ブドウ球菌が原因と断定され、岡山県生活衛生課が注意を呼びかけています。

食中毒の発生

今月10日、真庭市の医療機関から真庭保健所に通報がありました。イベントのスタッフの中で、自家製のおにぎりを食べた4名が嘔吐の症状を呈して受診したとのことです。その後の調査で、同じおにぎりを食べた13人のうち9人が嘔吐や下痢の症状を訴えていました。

黄色ブドウ球菌による食中毒

真庭保健所の調査により、患者が共通して食べたものがおにぎりのみで、患者の便から黄色ブドウ球菌が検出されたことから、このおにぎりを原因とする黄色ブドウ球菌による食中毒と断定されました。

食中毒予防の注意点

岡山県は、食中毒を防ぐために以下の点を呼びかけています。おにぎりを作るときは、調理用手袋を着用するか、ラップ等で包んで握り、米飯に直接手が触れないようにすること。手指に傷や化膿創、手荒れがある場合には、直接食品に触れる作業を控えること。調理中は、顔や鼻を触らないように注意すること。調理品は長時間保管せず、速やかに食べること。弁当を保管する際は、保冷剤等を使用して室温での放置を避けることです。

まとめ

岡山県真庭市で開催されたイベントで、自家製のおにぎりを食べた参加者の中に食中毒の症状を訴える人が出ました。黄色ブドウ球菌が原因と断定され、岡山県生活衛生課が注意を呼びかけています。食中毒を防ぐためには、調理時の衛生管理が重要であり、特に手指の清潔さや食品の保管方法に注意が必要です。

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