トム・ホーバス監督と日本代表選手たち17~32位の順位決定リーグ(L)O組で、世界ランク36位の日本は2日、同64位のカボベルデと対戦。勝てば無条件でアジア最上位が確定し、自力では48年ぶりの24年パリ五輪出場権獲得が決まる。

今大会ではアジア勢最上位に24年パリ五輪切符が与えられる。アジア勢全6チームは、1次Lの成績を持ち越して争われる17~32位の順位決定リーグ(L)に回った。同Lでの順位の決め方はまず、各組1位の4チームが17~20位、各組2位が21~24位、各組3位が25~28位、各組4位が29~32位となる。勝ち点は白星「2」、黒星「1」が与えられる。横並びとなった国とは〈1〉勝敗数〈2〉得失点差〈3〉総得点などで最終順位を決める。
日本は順位決定LのO組で、現在2勝2敗の1位。カボベルデに勝てば1位を守り、他の組の動向にかかわらず、五輪出場が決定。敗れた場合は組2位か3位に。カボベルデと日本だけが2勝3敗の場合は直接対決で敗れた日本は2位、フィンランドが勝ち日本が負けても2位となる。
3チームが2勝で並ぶと、対戦成績は1勝1敗で並び、当該チーム間の得失点差の争いに。現在プラス10の日本は、カボベルデと日本との対戦を終えてプラス13のフィンランドを上回れない。カボベルデはマイナス23。日本は17点差以上でカボベルデに負けると3位まで転落する。
他のアジア勢はレバノンが組1位、中国、フィリピン、ヨルダンが組2位になる可能性を残しており、日本は決して油断できない。報知新聞社
コメント