俳優の坂上忍(56)が13日放送の日本テレビ系「行列のできる相談所」(日曜・午後9時)に出演し、スペシャルMCを務めた。過去に共演した女優との驚きのエピソードを語った。

この日は「1967年組大集合 人生を変えた憧れのスターSP」と題して、坂上と同世代の南野陽子、有森也実、武田真一アナ、伊集院光、東野幸治も出演。坂上は有森と共演経験があり、「あれは女優としてのデビュー作?」と聞くと、有森は「セリフがあるのは初めて」と答え、「私本当にとんでもなかったから、半分パニックみたいな状態」と振り返った。
坂上は「僕は子役からやってたんで、新人さんと組まされることが多かった。その中でも一生忘れない人が有森」と明かすと、有森は大笑い。当時16歳同士だった2人が共演したドラマはTBS系「中卒・東大一直線 もう高校はいらない!」。坂上は高校に行かず東大を目指す役柄で、実話を基にした内容だった。劇中では互いが惹かれ合い、第6話のクライマックスでキスシーンもあった。
このキスシーンについて、坂上は13年10月に放送された「踊る!さんま御殿!!」で「僕今でも覚えている。有森の顔みたら唇カッサカサだった。リップくらい塗れよ!と思った」と暴露する映像が流された。これに後藤輝基は「女優さんの唇をオチにしたらダメです」とツッコみ、笑いを誘った。
坂上は「一生忘れない」とした理由について、「スゴい長台詞があって見せ場だった。全くできなかった。そうしたら監督がキレちゃって『もうカンペ書け』って言い始めた」と振り返った。そこで有森は「ドラマ終わって、監督に『君はもう女優やめた方がいい』と言われた。私も『わかりました。やめます』ってお別れしたんですけど、次のオーディションに受かっちゃった」と話した。
坂上は「僕が出会った女優の中で『絶対売れるな』って思ったのが有森だった」と打ち明けた。これを聞いていた南野が「そのオーディション落ちてるの、東大一直線」と告白すると、有森は「じゃあ、南野さんの方が良かったよ、全然」と言うと、スタジオは爆笑。坂上は「なんで有森だったの?」と真顔で不思議がっていた。
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