作家 凪良ゆうさん 50歳。今年、「汝(なんじ)、星のごとく」(講談社)で2度目の本屋大賞を受賞した作家の凪良ゆうさんは、小学生の頃に児童養護施設に入所し、15歳で働き始めました。

母親が出ていき1人に 気が抜けない施設での生活
母子家庭で育ちました。母は仕事の関係などで家にいないことが多く、小学校低学年の頃から料理も洗濯も掃除も、全て一人でやってきました。

15歳で自立。想像以上に大変な日々が待っていた
施設を出て就職しましたが、15歳で自立することは、想像以上に大変でした。初めて勤めた会社では、「中卒」「施設出身」と足元を見られ、月給は7万円ほど。

全力で逃げて心を守って、自分の人生を生きて
これまで、もう駄目だと思ったことはたくさんあります。でも今も何とか生きています。死にたくなるたび、あの頃よりマシだよなあと思えるんです。

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