社会の厳しさを経験し、這い上がる元プロ野球選手の1年

昨年、プロ野球から戦力外通告を受けた元外野手の滝野要さん。その後の人生は、まさに怒涛の日々でした。戦力外通告、離婚、家の売却、そして収入が10万円にまで落ち込むという厳しい現実。しかし、滝野さんは前を向き、這い上がることを決意しました。

新たな道への挑戦

滝野さんは、清掃業務に転職。身長185センチの体躯を軽バンに押し込め、東京や埼玉などを駆け回ります。住人が退去したマンションやアパートの現状回復作業に汗を流す日々。しかし、滝野さんは「今は前を向けていると思います」と穏やかに語ります。

また、滝野さんはYouTubeチャンネルを開設。自身の思いをあけすけに語る姿が好評で、一時は月数十万円の収益を上げることもありました。しかし、本業にするつもりも自信もなく、収入は一時、月10万円程度までに落ち込みました。

「社会は甘くなかったですね」と滝野さん。離婚という決断を下し、2年前に購入したばかりの名古屋市内のマンションを売却。心もとない収入では、ローン返済は大きな重荷でした。

しかし、滝野さんは前を向き続けます。「野球をやめても、これだけ稼げるんだと思えるようになりたい」と貪欲さを見せつつ、新たな人生を切り開いていきます。まだ27歳。これからの人生は、まだまだこれからです。

滝野さんの1年は、社会の厳しさを経験しながらも、前を向き続け、這い上がる姿勢を見せた1年でした。これからも彼の活躍に期待しましょう。

引用元