阪神・岡田彰布監督は4日、東京駅から名古屋に移動した。前夜3日のヤクルト戦(神宮)で右脇腹への死球により負傷交代した近本光司外野手は東京都内の病院で検査を受け、打撲と診断された。岡田監督は安心しつつも、5、6日の中日戦(バンテリンD)は欠場を想定した。

また、先発陣を再編し、6日は才木が8月10日以来の1軍登板。8日からの広島戦(甲子園)は村上、大竹、伊藤将で臨む。
以下は岡田監督の一問一答。
―近本の診断結果は
「打撲やって。よかったよ」
―5日の出場は
「名古屋はあかんやろう、たぶん。まあ、無理してもしゃあないからなあ」
―帯同し、ベンチ入りメンバーから外す方向か
「おう。無理せんでええよ、まだ先長いんやから」
―大事に至らず、本当に良かった
「なあ、ホンマに」
―登録抹消はしない
「うん」
―7月の右ろっ骨骨折と同じ箇所か
「違う違う、ちょっとズレてるみたいや。前の時は内臓まで悪かったみたいやもんな」
―ヤクルトから謝罪は
「え? ない。(高津監督の)コメントでも『シュートピッチャーやから』って。シュートピッチャーやったら、当ててええんか。だから、ピッチャー(出身の)監督の発想なんやな。自分ら、やられへんから。ピッチャー監督やから、そういうの分からへんのやろうな。自分らは投げる方やからな、打席で自分らはやられへんからな。野手はそういう痛みが分かる。その辺の感覚の違いなんやろな」
―近本の復帰は
「そんなん分からへん」
―中堅の代役は
「いやいや、それは分からへん。試合は明日やんか」
―チームは緊張感を保っている
「まあ、緊張感ていうか、ずっと一緒のようにやってるからな。それでどうということはないけど」
―ヤクルト3連戦は3番が日替わり
「今度は1番が日替わりになるかも分からん。(中日の先発が)右、左みたいやからな」
―7月に1番を経験した森下も候補か
「分からんけどな、それは」
―森下の打順は
「まだ決めてないって」
―どこでも対応できそう
「対応できへんやろ、そんなん新人で」
―現在9本塁打。右打者の新人が2ケタに乗せれば、岡田監督の新人時代以来
「まあ、一本くらい打つやろ。普通にやってたら」
―2、3日に2戦連発の佐藤輝は5番が板についてきたか
「いやいや。(本塁打の後に)3三振じゃ、つかんよ。あれ続かんなあ。集中力ていうか、なんかなあ。だから打率上がらんよな、ああいう感じでやってたら。チャンスになったら頑張るだけじゃあかんからな。そんな上手いこと打たれへんよ、チャンスばっか打つなんて。そんなん、常にそういうのを持っとかんと」
―6日に先発する才木は約1か月ぶりの1軍
「おう、前(2軍戦)も良かったみたいやからな」
―登録を抹消した青柳は
「(12日からの)巨人戦や。まあ、才木も入ったし、大竹の相性と。もう、相性の悪いとこにいかす必要ないもんな、今さら。シーズンの最初の頃は分からへんけどな。まあシーズンこれだけ投げていたら、相性とか出てくるからな、チームによっては」
―大竹は好相性の広島戦に
「そうや」
―大竹が8日に投げれば、村上を中7日にできるが
「いやいや、そら順番はそんな変えんよ。全然、中6でもいいピッチングしとるから。それは変える必要はないない」
―3日に伊藤将が完投し、リリーフ陣も休めた
「休み言うても、そんな投げてないやん。(2)連投ぐらいまでやろ。昨日はちょっと、岩崎は無理させんとこうと思ったけどな。(2日に打球が当たった)手は大丈夫やったみたいやけど。昨日は最後(抑え)はブルワーでいこうかなと思ってたんよ。岩貞をベンチから外してたからな。競ってたら、最後ブルワーいってた。それは言うてあったから、最初から」
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