阪神タイガース、18年ぶりのセ・リーグ優勝を達成!岡田監督「『アレ』は封印、優勝を共有したい」

9月14日、阪神タイガースは読売ジャイアンツとの「伝統の一戦」で、18年ぶりのセ・リーグ優勝を達成した。試合は、阪神先発の才木、巨人先発の赤星とも安定した立ち上がりで、3回までは両チーム無失点で序盤を終える。

4回裏、タイガースは先頭2番の中野、3番森下、4番大山の三連打で無死満塁。しかし、赤星が上回り、佐藤を空振り三振。続くノイジーをピッチャーゴロからのダブルプレーとして、巨人が絶体絶命のピンチを切り抜けた。

6回裏、タイガースは先頭打者の近本がライト前ヒットで出塁、ふたたびチャンスの足掛かりをつくる。3番森下がきょう3打数3安打目をヒットエンドランで決めて、一死一・三塁で4番大山を迎えた。

ここで大山はセンターに飛距離十分の犠牲フライを放ち、待望の先取点が阪神に入った。続く打者は絶好調の佐藤輝。センターへ今シーズン20号となる2ランホームランを叩き込み、阪神が3-0とリードした。

そして9回表、マウンドに上がったのは岩崎優。今シーズン56試合目の登板だ。先頭打者、先ほどホームランを打った岡本をセカンドフライに打ち取る。しかし続く坂本がレフトスタンドにホームラン。どよめく球場の中を坂本が悠然と一周する。阪神4-3巨人。

そして岩崎が、最後のバッターを高々とセカンドフライに打ち取った。ついに訪れた「アレ」。本当に訪れた「アレ」。ようやく言える、阪神タイガースが、2005年以来18年ぶりの優勝だ。セ・リーグ優勝を9月無敗の11連勝で決めた。

岡田監督はインタビューでこう話した。「きょうで『アレ』は封印、みんなで優勝を分かち合いたい」。そして、日本一に向けて茶目っ気たっぷりにこう話した。「アレは達成しましたけど、次のステージ、最後は日本シリーズということで、日本で最後まで試合できるように・・・。日本一は『まだ言葉を決めていない』んです。いい言葉があったら教えてください」

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