2023年10月15日、東京・国立競技場で行われたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)では、男子部門で注目を集めたのが大迫傑(ナイキ)と川内優輝(AD損保)の戦いだった。

大迫傑の追撃
レースは29キロ地点で大迫が動き、川内との差が約40秒に開く中で追撃を開始した。大迫は東京五輪後に一度引退を表明したが、「さらに挑戦したい」という思いから現役復帰を果たした。
大迫傑の戦績
大迫は昨年11月のニューヨークシティーマラソンで2時間11分31秒の5位で再出発し、今年3月の東京マラソンでは自己3番目の記録となる2時間6分13秒をマーク。19年の第1回MGCでは3位に終わったが、20年東京で2時間5分29秒の日本記録(当時)をマークし、東京五輪への道を切り開いた。
パリ五輪への道
MGC上位2人がパリ五輪切符を獲得。残りの1枠は、MGCファイナルチャレンジで争われる。男子は12月の福岡国際、来年2月の大阪、同3月の東京、女子は来年1月の大阪国際、同3月の名古屋ウィメンズが対象大会となる。
まとめ
大迫傑は29キロ地点での追撃開始により、川内優輝の大逃走を追い詰める展開となった。大迫の挑戦はまだまだ続く。次のレースでも彼の活躍に期待したい。
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