日本野球機構(NPB)は23日、2023年度の国内外フリーエージェント(FA)権有資格者を公示しました。その中には、西武ライオンズの山川穂高選手の名前も見つけることができます。

山川穂高選手のFA権取得
山川選手は故障者特例措置によりFA権を取得しました。彼は今年9月に球団から公式試合の無期限出場停止処分を受け、FA権取得までの1軍登録日数が17日分不足していました。しかし、4月に右ふくらはぎの強い張りで出場選手登録を抹消され、その後4月27日に復帰。この期間が故障者特例措置の対象となりました。
その他のFA権有資格者
他にも、DeNAの石田健大投手や戸柱恭孝捕手、楽天の茂木栄五郎内野手、日本ハムの加藤貴之投手、オリックスの山崎福也投手などが新たにFA権を取得しました。また、中日のダヤン・ビシエド内野手もFA権を取得し、来季からは日本人扱いとなります。
海外FA権取得者
海外FA権を新たに取得した選手には、広島の大瀬良大地投手や、ソフトバンクから戦力外通告を受けた嘉弥真新也投手などがいます。
巨人中田翔選手のFA権行使について
巨人の中田翔選手はすでに国内FA、海外FAを取得済みです。来季は3年契約の2年目を迎えますが、「オプトアウト」の権利を有しています。これについて中田選手は「家族と相談しながらしっかり考えたい。野球人生1回きり。ですし、あと10年できるわけでもない。体が動くうちは野球を全うしたい気持ちが強いです」と語っています。
FA権行使の手続き
FA権を行使するためには、日本シリーズ終了日の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日以内に在籍球団に意思を伝える必要があります。その後、「FA宣言選手」として公示され、公示された翌日から交渉が可能となります。
まとめ
2023年度のNPB国内外FA権有資格者が公示され、西武の山川穂高選手が新たにFA権を取得しました。山川選手は故障者特例措置によりFA権を取得し、今後の動向が注目されます。また、他の選手たちもFA権を取得し、彼らの今後の動向も注目されます。FA権を行使するためには、一定の手続きが必要で、その手続きを経てFA宣言選手となり、新たな交渉が可能となります。
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