タクシー会社の女性運転手に対する不適切投稿についての説明とSNSの活用

タクシー会社「三条タクシー」(新潟県三条市)がツイッター(現・X)での不適切投稿で批判の声が寄せられたことをめぐって、同社社員でTikTokフォロワー10万人超のインフルエンサーとしても活動する「ひよりん」さんが、SNSを始めた経緯と今後の方針について語った。

削除された三条タクシーの投稿

三条タクシーは2023年8月28日、公式アカウントがX(旧ツイッター)に投稿した内容について、「不適切な発言が行われていたことが判明致しました」として公式サイトで謝罪した。「多くの皆様にご不快な思いと多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心からお詫び申し上げます」「法人事業者としてあってはならない行為だと反省しております。二度とこのようなことが起きぬよう、全社一丸となって信頼回復に努めて参ります」としている。

「全部私がやりたくて勝手に始めたことを会社が後押ししてくださってるだけなので…」

新潟日報などの報道によると、ひよりんさんは三条市のふるさと観光大使にも選ばれていたが、辞任している。

ひよりんさんは9月4日、TikTokで「大炎上の経緯と今後について」と題した動画を投稿した。

「皆様にご心配をおかけしました」と切り出し、「私のプライベートなどに支障が出ないように、今後の仕事も検討していただいております」と明かした。

入社後すぐにコロナ禍に入り、乗客が確保できなかったという。正社員だったため、「すごく辛かった」と振り返る。タクシー業務以外のことに挑戦したものの、売上をあげられなかったという。

そこでSNSを運用することを思いついたが、会社には「リスクがあるから」と反対されたとする。しかし、会社非公認でSNSを始め、フォロワーが1000人になったあたりで会社公認になったと説明した。

「全部私がやりたくて勝手に始めたことを会社が後押ししてくださってるだけなので、あまり会社に対して言わないでほしいなって思ってます」

「やり方がどうであれ会社のためにと思ってたのは変わらないし、会社が好きでやっていたことなので温かく見守っていただけると嬉しいなと思います」

コメント

タイトルとURLをコピーしました