【オリックス】若月健矢、来季への早期決断と“男気残留”の背景

オリックス・若月健矢捕手(27)が、したことが4日、分かった。8月22日に国内フリーエージェント(FA)権を取得し、異例といえるシーズン中の早期決断。球団側にも意思を伝えたもようだ。

若月健矢の“男気残留”とその決断の背景

若月がスパッと「男気残留」を決めた。国内FAを取得した直後には「一番最初に福良(淳一)GMが使ってくれた。今までの指導者、コーチは特にですけど、福良さんには本当に感謝しています」と、素直な心境を告白。大きな決め手として、福良GMや中嶋監督らの存在があった。

若月健矢の成長と今後の展望

花咲徳栄から13年のドラフト3位で入団。15年途中の監督代行を経て、16年に就任した福良監督の下、徐々に出場機会を増やしていった。課題とされてきた打撃面でも、昨季は自己最高の打率2割8分1厘をマーク。フォーム改善へ導いてくれた一人が、中嶋監督だった。

若月健矢の今季の活躍とその影響

今季は西武からFAで加入した森と捕手2枚看板で貢献してきた。エース・山本と組むコンビは円熟味を増し、森の故障離脱時は15勝9敗と奮闘。7月からの約1か月間で、4度の勝利打点も挙げた。FAを取得した選手は、シーズン終了後に去就を表明することが多い。最近では中日・大野雄が20年のシーズン最終戦に残留を発表した。若月が持つオリックスへの愛着も強く、今後は優勝マジック16としているリーグ3連覇に全力を注ぐ。

若月健矢の評価と将来への期待

10月で28歳と若く、球団側も攻守両面で若月を高く評価してきた。昨年オフには伏見がFAで日本ハムへ移籍しており、2年連続で正捕手格の流出を阻止できた。全日程終了後に予定される正式交渉では、長期契約で応えることになりそうだ。

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